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2017/01/11

所ジョージさんが、某ビールのコマーシャルでいいました。

「自分のことをすごい人間だと思うから落ち込むの。身の丈になっても、光ることたくさんあるからね」

といいました。

これって本当にそうだと思います。

 

ほめて育てることは大切だけど

発達障害をもつ子どもは、自分をモニタリングするのが苦手で

「あなたはすごい」とほめられ続けて「自分をすごい人」と思ってしまうと

イメージ通りにできなかったときの落ち込みがとても激しい。

あなたはかけがえのない人・・大切な人・・というほめ方

行動を具体的にほめることなどを意識することが、支援者には必要だと思います。

 

そうでないと、「すごい自分・・・でも、思った通りできない⇒パニック・怒り・不安」

となる、

身の丈に合うことを、選択できるようにすること

そのためには、自分の身の丈を知ることだと思います。

できないことがあっても、そういう自分をかけがえのないものとして、感じられる。

それは人と比較しないこと・・周囲の大人がそこに真摯に取り組むことだと思います。



身の丈にあうことを、真摯に取り組むことの大切さをどれだけ子どもたちに伝えらえるか?

あるお母さんは、「子どもの身の丈にあうことを、大人が選択することが難しい・・目標をその子に合わせて下げることが」

といい

「でもそのことが、本当に大切だと藤原さんのお話を聞いて、思いました」と、微笑んでいらっしゃいました。

 

これからも、様々な葛藤がお母さんの中ではあることは予測できますが

それでも、今回感じていただいたことは、心の中で響き続けると思います。

 

私の方が励まされました。ありがとうございました。

 




2017/01/08
年が明けて早一週間。
今年は新しいこのラボの活動を中心にお仕事をしていくわけで
それだけでかなりのチャレンジになるのですが
もういくつか目標を掲げていきたいと思っています。

最優先は、アロマについて学ぶこと
できれば検定試験も受けて、資格も取りたいと思っています。
多様な発達の子供たちが不安を強くしたり、体調をくずすことに対して予防的にかかわりたいと
思っていまして、そのためにはこのアロマが有効だと考えてきました。
実際、センターの療育でもアロマのプログラムを実施しています(専門家の先生からレクチャーを受けたりしながら)
すると、子どもに変化がみられるのです。
また、香りが一つのお守りのような役目も果たし
不安、イライラなどネガティブな気持の在り方を
調整してくれるのです(この香りがあれば大丈夫という感覚を持てることも多い)

香りはダイレクトに視床下部に届くといわれています。
視床下部は自律神経の働きを調整しています。
また、体温調節や、内臓、内分泌系にも影響します。
体や心の調子を整えるのはもちろん、生きることに必然な
働きを支えているのです。
周囲の環境に左右されず、体内環境を一定に保つ・・安定した状態にすることを恒常性といいますが
視床下部の機能が整うことでこの恒常性が保たれるのです。
周囲の環境の変化で、体調を調子を悪くする子どもたちのために
学んで、その知識を立てたい・・日常生活の中で
無理なく取り入れる方法を考えたいと思っています。
もちろん
研修の中にも、取り入れ、皆さんと学びをシェアしたいですし
保育、教育、育児のなかにも取り入れていただければと考えています。

ちなみに私のお気に入りの香りは
ベルガモットです。





2017/01/06
今日は、都内の発達支援事業の療育に対するスーパーバイズでした。
お子さんの注目行動に対するかかわり方
ご家族の方への伝え方
個別学習の設定
集団プログラムの考え方
食事の際の対応
そのほか、いろいろな内容を伝えたりディスカッションしたり
1日の様子を見たうえでのことなので
かなり具体的に、明日からできることを提供できました。

研修も1時間ほど実施。
インリアルアプローチについて。
そして、不安の強い子がいかに能動的に遊ばせるかについてなど。

いやいや振り返ると本当に盛りだくさんの1日でした。
4月からは、保育園、幼稚園、療育施設など現場に出向いての
スーパーバイズが増えます。
楽しみ。

今日ご紹介する写真は、私の研修を受講して
保育現場で、現場に合わせてカスタマイズして支援を実施している園から提供いただきました。
参考になるものがたくさんなので、ぜひご覧ください。
遊びのコーナー分け
ままごとコーナー 入口子供の目線にインデックス

絵本コーナーには座り心地の良いビーズクッションなど
 
絵本はしまいやすいように絵本のテープと本棚のテープの色が一致
思わず定位置に片づけたくなる工夫

お絵かきとカード遊びコーナー
ふわふわ言葉を言うと、クラスでかわいい瓶に貯金

瓶がいっぱいになると、かわいい木にみがなります。
その名もふわふわの木・・本当にフワフワしている、幸せな気分です。






2017/01/05
ブログを毎日更新するようになって早5日。
HPのアクセス数が伸びています。
たくさんの方にラボを知っていただくのはうれしいこと。
ありがとうございます。

連続講座初級者コースも50名定員のところ
30名ご応募いただいております。
4月から始まるのですが、参加を予定されている方がいらっしゃいましたら
早めのお申し込みが良いかと思われます。


さて、今日の話題は

今日は、小学生のグループ新年最初の回。
私はこのグループに入っていないスタッフでしたが
今日は見学参加しておりました。

諸事情によりお部屋入室できない子がおりました。
原因はいろいろ考えられるのですが。
最後の最後に入室して、なんとか過ごすことができました。

その子がメンバーに「ねえねえ、そこの緑の子」(来ている洋服が緑色でした)
と呼びかけているのにピンときました。
名前と顔を覚えられていないのです。
グループ5回目ですが、誰一人わからない状態。
それは不安で仕方ないはず。

私:「ねえ、メンバーの写真をとって、メンバー表を作ろうと思うんだけどどう?」
彼:「もう帰るまで2分しかないから、写真撮れないでしょ」
  (本心:作ってほしいよ。安心するから)
私:「大丈夫、とるよ。とってメンバー表つくるよ。知ってる子は○○くんだけだもんね」
  (以前一緒のグループで仲良しだった子なので、唯一顔と名前がわかる子が一人いたので)
彼「全員は無理でしょ、だってかえって子もいるし」
  (本心:作るのできないじゃん。不安だよ)
私:「来週、かえって子もとって、絶対作るよ。大丈夫」
彼:うなづく

ああ、これも原因の一つだ!!
そうなのです。顔と名前を覚えられないというの
本当に不安なこと。誰かわからない子たちと仲良くなんてふるまえないわけで。
5回も合えば顔見知り・・にはならないのです。
もちろんこれだけではないと思うのですが
その子の不安の原因がわかることで、本人も支援者も安心するのです。
だって対策が見えてくるから。

その行動にピンときたら、不安対策。
安心が一番大事なのです。





2017/01/04
今日から仕事始め。
懐かしい人が訪ねてきてくれました。
小学校で描いた絵が、賞をもらったとのこと。
その素敵な絵はカレンダーにもなりました。
素晴らしい才能を秘めていたのです。彼は。
すっかり背も伸びて、少年になっていましたが
ボールプールに入っている笑顔は昔のままでした。
最後は照れて、あいさつもうまくできなかったね。
でも、そんなお年頃です。
その姿にも成長を感じてしまいました。

子どもの才能を見出すのは、大人の大切な役割ですね。
私の才能は??
ポジティブシンキングにつきるでしょう。
後、緊張しないこと(笑)
仕事をするうえでこの才能は欠かせません。


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