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みなさんこんにちは。
4月からチャイルドフッド・ラボの専属スタッフをさせていただいております、黒葛(つづら)と申します。
これから、ラボでお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
先日、短大の学生さんと一緒に、鶴を折りました。
スキー用の軍手をして。
固有覚を感じながら、不器用さを持つお子さんの疑似体験です。
1人がお子さん役、1人が先生役。
お子さんは苦戦しながらも、一生懸命鶴を折ります。
横から先生が励ましたり、急かしたり・・・。
ビリッと音がして、「もー!やだぁ」とうなだれたり(笑)
汗だくになりながら、なんとか鶴が完成しました。
学生の感想は、
「こんなに集中して鶴を折ったのは初めてだった。」
「折り紙が苦手な理由に初めて気づいた。」
「途中で投げ出したくなった。」
「出来上がりのイメージが出来ているのに、そこにたどり着けないイライラを感じた。」
「不器用な子ほど、みんなよりも集中力が必要なんだ・・・」
「一見頑張っていないように感じていたが、実は頑張り度合いが、他の子よりも高いことに気づいた・・・」
「こんなに頑張ったのに、簡単に出来た子と同じ評価なんて・・・」
「この苦労を知ると、こどもにどんな風に声をかけてあげたら良いのか、本気で考えた・・・」
子ども役になってみて、初めて気づいたことがあったようです。それぞれが、若くて柔らかい心で感じ、たくさんの感想が出てきました。
子どもの行動の理由が分からなかった頃、私も子どもを一生懸命励ましていました。
子どもの行動には理由があり、自分とものさしが違うこと、それを知った時、ハッと気づかされました。
目の前の子どもに、どんな声をかけるか、どんな気持ちで向き合うか、真剣に考えました。
そこから、私も学び始めました。
これから、ラボを通して、多くのお子さんや、ご家族、支援者の方と出会わせていただけることを感謝しつつ。
どうぞよろしくお願いいたします。