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はじめまして 黒葛真理子(つづらまりこ)です。

2018/05/20

みなさんこんにちは。

4月からチャイルドフッド・ラボの専属スタッフをさせていただいております、黒葛(つづら)と申します。

 

これから、ラボでお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

先日、短大の学生さんと一緒に、鶴を折りました。

スキー用の軍手をして。

固有覚を感じながら、不器用さを持つお子さんの疑似体験です。

1人がお子さん役、1人が先生役。

お子さんは苦戦しながらも、一生懸命鶴を折ります。

横から先生が励ましたり、急かしたり・・・。

ビリッと音がして、「もー!やだぁ」とうなだれたり(笑)

汗だくになりながら、なんとか鶴が完成しました。

学生の感想は、

「こんなに集中して鶴を折ったのは初めてだった。」

「折り紙が苦手な理由に初めて気づいた。」

 

「途中で投げ出したくなった。」

 

「出来上がりのイメージが出来ているのに、そこにたどり着けないイライラを感じた。」

「不器用な子ほど、みんなよりも集中力が必要なんだ・・・」

「一見頑張っていないように感じていたが、実は頑張り度合いが、他の子よりも高いことに気づいた・・・」

「こんなに頑張ったのに、簡単に出来た子と同じ評価なんて・・・」

「この苦労を知ると、こどもにどんな風に声をかけてあげたら良いのか、本気で考えた・・・」

 

子ども役になってみて、初めて気づいたことがあったようです。それぞれが、若くて柔らかい心で感じ、たくさんの感想が出てきました。

子どもの行動の理由が分からなかった頃、私も子どもを一生懸命励ましていました。

子どもの行動には理由があり、自分とものさしが違うこと、それを知った時、ハッと気づかされました。

目の前の子どもに、どんな声をかけるか、どんな気持ちで向き合うか、真剣に考えました。

そこから、私も学び始めました。

これから、ラボを通して、多くのお子さんや、ご家族、支援者の方と出会わせていただけることを感謝しつつ。

どうぞよろしくお願いいたします。